
ウインドウの中に表示されているネジ付きパネルのような部分が疑似ダイアログである。疑似ということはつまり本物のダイアログではない。SX-WINDOWはMacOSと同じ様にウインドウの上にコントロール群が載っているという構造なので、子ウインドウというものは存在しない。といいつつ実はVer3.0から階層ウインドウが実装されたのだが、ややこしくなりそうなのでこの際それは忘れることにしよう。とにかく、これはウインドウに描かれた単なる絵の上にボタンや何やらがあるだけなのだ。ちなみに本物のダイアログはこういうものである。
![[本物のダイアログのスクリーンショット]](imgs/dialog.png)
本物のダイアログを開くと、ノンプリエンティブなマルチタスクのSX-WINDOWの悲しさゆえ、タスクの切り替えが止まってしまうのだが、疑似ダイアログは疑似ゆえにタスクの切り替えが止まることはない。
なぜこのような面倒くさいことをやるかというと、タスクを止めない為である。もっと具体的にいうならばドラッグアンドドロップを可能にする為だ。ファイルを保存する時にフルパスを入力するのはディレクトリ階層を深くしていけばいくほど大変になってくる。そこでファイルやディレクトリのアイコンをファイル名の入力欄にドロップすれば、そのフルパス名がそこに入るようにする。要はこれがやりたいが為に疑似ダイアログというものを作り出されたわけだ。
りゅう/rryu@t3.rim.or.jp